イシンシア王城。

王国の中心にある、青い屋根、白い外壁の小さな城。
これが俺の住んでいる住んでいる城だ。
この城って、結構面白いんだ。
だってさ、壁には隠し扉があるし、中庭の古井戸からは
裏山へ出られるし・・・・。あっ、やべっ。イトシンが来た・・・。
あの血相だと、なんかまた怒られそうな予感・・・・。


イトシン・トレイシア(15歳)→
 
こいつが悪名高い、俺の付き人イトシンだ。
(あ、これ黙っててね。聞かれたら殺される。)
ついでに大臣もやってるんだぜ(笑)。
ってゆーか、うちの国こんなんだでいいんかなー。
だって、12歳の王様に15歳の大臣だぜーっ。

んまあ、そう考えるとイトシンも大変な奴だよなー。
いっつも額に怒りマークつけてんだもんな。
あいつ、絶対に将来はげるぞ!!
苦労少年大臣、イトシン。

 

何だか若いパパ。


←マーロウ・システ・イルド
           (29歳)

俺のオヤジ。
第7代イシンシア国王だったんだ。
別に王位を譲ったからといっても
ちゃんと生きてるぞ(笑)。それも元気だぞ!

俺、オヤジに外見だけはよくにてるって言われる。、
確かにオヤジは俺とは違って、おっとりしてんだよね。
んまあ、みんなには好かれているみたいだけどさ。

ってゆーか、息子がいうのも何だけど、
  29歳にはみえねえよな・・



ステラ・システ・イルド→
(28歳)

俺のおふくろ。       
おやじと同様、ちゃんと健在だ。

俺って性格的にはおふくろに似ているって
よく言われるんだけど、    
俺、おふくろほど野次馬根性ないし、
騒がしくも、おっちょこちょいでもないぞー。

あ、そうそう。            
実はおふくろは、雲の狭間の城主”マギー”の娘なんだ。

何だか若いママ。

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